【アフィリエイト広告を利用しています】
はじめに
これまで離島における経済的な課題、それを乗り越えるための対策などを提案してきました。
そして先日、【適材適所】離島における食材購入についての最後の方で国防の観点においても離島はリスクをはらんでいるのではと考えた時にハッとしました。
今まで経済的自由を目指してきましたが、それを達成するためには安心して暮らせることが大前提であることに今更ながら気付かされたわけです。
ロシアによるウクライナ侵攻という、現代においてあり得ないと言われていた事態が発生から2年を迎え、いまだに終わりが見えないという状況です。
学研の記事←ウクライナ侵攻の理由などが噛み砕かれて説明されていてわかりやすいです。
このような世界情勢を見ても、いつ・何が起きてもおかしくない状況であるといっても言い過ぎではないでしょう。
結論、万が一戦争状態になった場合に離島が脅威にさらされる可能性は十分にある。
単に不安を煽るのではなく、なるべく事実に基づきながら見ていきたいと思います。
具体的に戦争となりうるケースはあるのか
この離島においてはまず「台湾有事」を考慮しなければならないと言えるでしょう。
↑わかりにくいことを言語化して面白く伝える、という点において中田さんは突出した存在だといえます。
この中でも触れられていますが、日本が戦争に介入するシナリオとしては
①台湾が攻撃された場合に、沖縄の在日米軍が出動
②その後アメリカ国内及び国際世論の圧力を受けて自衛隊が補給部隊として前線に加わる
③当然アメリカ軍は一定の被害を被るため、自衛隊は集団的自衛権を発動することになって実際に中国と交戦状態になる
集団的自衛権とは←朝日新聞の記事がわかりやすかったです。
③の状態になると中国は日本を戦争をしている相手国だと認識することになりますので、日本領土内への攻撃も辞さない事態になりうるということになります。
このシナリオは中国と台湾のこれまでの歴史、アメリカ高官等の台湾有事への可能性への言及、日米の関係性から見た自衛隊派遣の現実味など、可能性として0ではないなと思わせるものがあります。
離島への攻撃の可能性は?
「そうはいっても、実際にこの離島が攻撃されることはないんじゃないか。」
そんな風にわたしは考えていました。
しかし、「何も軍事力を持たない丸腰の市民」に攻撃を加えたら国際世論から批判されますが、「標的にされるような施設」を有していたらどうなるのでしょうか。
わたしの住む離島には航空自衛隊が駐屯していて、基地内には領空及び周辺地域の監視のためにレーダーが設置されています。
このレーダー、全国に同様のものが6ヶ所程度配備されており何度か更新されているのですが、わたしの住む離島はその中でもかなり早めに更新されています。
限りある予算は優先順位をつけて実施していくことになりますので、この島の優先順位は高い=国防上においても一定の重要性がある、と考えるのは妥当と言えるのではないでしょうか。
国防上の要所であることは周りの国も認識しているでしょうから、それだけ危険度も高まります。
日米合同訓練に関する報道
そういったことも関係しているのか、先日、日米合同による離島における防衛を目的とした訓練が実施されました。
この離島において初めてアメリカ軍も参加しての訓練ということもあり、さまざまなメディアで報道されました。
その中で訓練の内容等に触れた後、訓練に反対する人たちがいたことや、訓練が実施されることで島自体が標的になるのではといったことを危惧する声もあわせて報道されるケースが多かったように感じます。
沖縄での報道でもそうですが、軍事的なニュースと「戦争反対」はセットで語られることが少なくありません。
今回のような日米合同訓練の最大の目的は他の国への抑止と牽制に他ならないでしょう。
「ここらあたりの離島もしっかり防衛してるからね」
「ここを侵略しようもんなら、アメリカもしっかりバックアップしますからね」
「と、いうことはアメリカと一戦交えようという覚悟あるんですよね?」
といった軍事的な外交戦略であるということです。
「訓練なんかしたら外国に目をつけられて、標的にされるんじゃないか」といったものは考え方が逆だといえます。
国防上の要所だから、侵略しようという気を起こさせないように共同で訓練していることを周辺国にしっかりと見せている、というのが正しい見方ではないかと考えます。
台湾有事への牽制
今回の訓練の概要を見てみると、あの強襲揚陸艦が参加していることがわかります。
強襲揚陸艦とは冒頭の中田敦彦さんの動画でも触れられていた台湾有事に関する重要な要素の一つです。
実際に国を侵略して陥落させるためには地上部隊が都市を陥落させる必要があり、海に囲まれた国の場合において強襲揚陸艦はそのための最重要戦力であるということです。
中国はこの戦力がまだ不足しているため、台湾を侵略するに至っていないというのが中田さんの見解です。
その視点からいけば、今回の訓練は日本国内の離島を舞台にしながらも想定しているのは台湾有事の際の台湾本土奪還作戦であるという見方をすることも飛躍とは言い切れない部分もあるのではないでしょうか。
さいごに
今回はいつもと違った視点で離島の状況を考えてみました。
「離島は危険だから住まないようにしよう」といった極端なものではなく、自分たちの置かれている状況をしっかりと把握することが重要だと改めて感じました。
その上で、こういったところだからこそ使える補助金の活用といった選択肢も検討していくこともできます。
自分の頭で考えることは重要だとみんなわかっていますが、考えるためには知らなければいけません。
インプットを増やすことでニュースや情報が点と点で繋がり、自分なりの考えが生まれるのだと再確認しました。
情報はあらゆる分野での最重要素です。
情報に関していえば、離島のハンデはありません。みんな平等だといえます。
世の中に溢れる情報の海の中から、自分の成長に必要なものを見つけていこうという姿勢こそが経済的自由はもとより、家族を守ることにも繋がるのではないでしょうか。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
コメント