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はじめに
つみたてNISA界隈を最近にぎわせている投資信託について紹介したいと思います。
その名も、
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(今回は楽天オルカンと呼びます)と、楽天・S&P500インデックス・ファンド(楽天S&P500と呼称)です。
オススメのインデックスファンド3選でも紹介している王道とも言える3本に対抗しうるものなのでしょうか。
今回はこの投資信託のリリース時に公開された楽天証券の動画と、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド及びeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の目論見書を見比べた上でオススメできるのかどうかを紹介したいと思います!
結論、楽天証券から他の証券会社に乗り換えるつもりがない人はこれにするしかない!
では、見ていきましょう!
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信託報酬について
年0.05775%(税込)です。
お察しの通り、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を代表とした最安オルカン勢と全くの横並び。
※12月1日、単独で0.0561%に引き下げられました!すごいですね。
それぞれの比較についてはザイ・オンライン編集部さんのものが詳細です。
携帯料金などでもそうですが、こういったものは大体横並び、みんな同じになります。不思議ですね。
しかも、大人気のeMAXIS Slimシリーズなどは大体どこの証券会社でも取り扱いがあります。
ただし、ネット証券でしか取り扱いがないので注意しましょう!
ということは各ネット証券会社は独自のサービスで勝負しないと差別化が図られないということになります。
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楽天証券の投信残高ポイントプログラムについて
そこで登場したのが楽天証券の投信残高ポイントプログラムです。
投資信託への投資額に応じて楽天ポイントがもらえるというもの。
実はこのサービス、登場ではなくて復活なんです。
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以前やっていたんですが、いわゆる改悪によってなくなっていたんですね。
最大のライバル、SBI証券は同様のサービスを継続していましたので、この点においては楽天証券が完全に見劣りするポイントだったわけです。
ここにテコ入れしてきたんですね。
しかも、対象となるのは今回紹介する楽天オルカンと楽天S&P500のみ!
※ここにも新たに2つの投資信託が追加となりました!
楽天証券の懐事情について
ここで気になるのは楽天証券の現状です。
こういったサービスを打ち出す目的は来年の新NISAに向けてはもちろんのこと、最近の各楽天サービスの改悪に次ぐ改悪により楽天証券ユーザーが減少していることがあるのではないかと思われます。
しかし、そうならばSBI証券と同様に幅広い投資信託にポイントを付与しなければ同等とは言えません。
現在の楽天に以前のような大盤振る舞いをする体力は残っていないのでしょう。
先ほども述べたようにポイント付与対象は楽天オルカン&楽天S&P500だけ。
ということは、このサービスは既存楽天ユーザーの引き留めを最大の目標にしていると考えるのが自然です。
そこにしか響かないと思います。
eMAXIS Slim オルカンとの比較
それぞれの目論見書を見比べました。
結論、ほぼ一緒です。楽天オルカン、何もかも合わせてきてます。
というか、今のオルカン勢はほぼ一緒です。
いわゆる隠れコストというのもあるのですが、出来立てホヤホヤの投資信託なので、まだわかりません。(1年経ってみないと隠れコストが確定しないため)
ただ楽天証券の動画では「当ファンド2本は、他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、信託報酬については機動的に引き下げを行うことによって業界最低水準を目指してまいります。」と語られていたため、他社が引き下げれば、追従すると思われます。
何が違うのか
結局のところ何が違うのでしょう。
楽天オルカンも含めてですが、その他大勢のオルカン勢と、eMAXIS Slim全世界株式との明確な差は、
圧倒的な純資産額の差です。これに尽きます。
eMAXIS Slim全世界株式の純資産額は1兆5000億円を超えてます。
それだけ大人気でみんながこの投資信託を選んでいるということです。
最近話題になった「Tracers MSCI オールカントリー」ですら18億円。
その差は実に833倍。
純資産額の差はそのまま収益の差でもあります。
現在の信託報酬や隠れコストの競争激化は消耗戦と言えるため、純資産が大きく、基礎体力のある投資信託がより有利であることは間違いありません。
そして、eMAXIS Slim全世界株式はこれまで他社が信託報酬を引き下げてきた際には必ず追従してきたという実績があります。
全世界株式なのでリバランスする必要がない上に、信託報酬もしっかりと常に業界最低水準をキープしてくれる。
完全メンテナンスフリーでのオートモードが実現します。
投資信託業界のG-SHOCK(電波ソーラー)といっていいでしょう。
質実剛健にして、多くの人にオススメできます。
わたしはどうするのか
楽天オルカンに乗り換えます!
理由として、1点目「楽天経済圏から逃れられない人間であること」
がまず挙げられます。改悪が続きまくっていますが、ポイントの汎用性の高さと付与率においてその他ポイントより劣っているとは言い切れません。
特に汎用性の高さ、使い勝手の良さは今でもトップクラスでしょう。
以前も述べたようにその価値は現金とほぼ同様です。
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2点目は現在が「ボーナスタイム」であると言えるからです。
1点目とも関連しますが、楽天経済圏である楽天証券から離れないのであれば、使えるメリットは最大限活用しましょうという視点ですね。
投信残高ポイントプログラムに加えて、楽天オールカントリー・楽天S&P500新規設定記念キャンペーンとして、現金300万円をみんなで分け合えるというものもやっています。
楽天オルカンに乗り換えることでSBI証券でeMAXIS Slim全世界株式を積み立てる場合と同等のメリットを得て、その上で使いやすい楽天ポイントを今まで通り獲得する。
これがわたしの結論です。
楽天について
今回新たに楽天証券から出された2つの投資信託、楽天ユーザーにとってはそれなりに魅力のあるものになっていると思います。
これにすることでポイント還元率でSBI証券に並んだかなという印象ですね。
クレカでのポイント還元率でも改善され、改悪改悪言われながらも健闘している楽天ですが、懐事情は厳しいんだろうと想像できます。
特に最近のSPU改定では楽天モバイルユーザーへの恩恵は手厚くなる一方で楽天カードの上位カードユーザーへのメリットは減りました。
楽天モバイルユーザーを爆発的に増加させる必要があるのでしょう。
これまでの楽天モバイル事業で投下した莫大な資金、その返済が始まる前に、いよいよ背水の陣と言えるようです。
さいごに
今回、新たな投資信託を詳細に見ることで思ったことがあります。
それは、
「あまり細かいことにこだわりすぎるのも良くない」
ということです。
「ネット証券でオルカン勢にクレカで積み立てる」
これができれば大体正解だと言えます。
投信残高ポイントなんてのはあくまでオマケであって、そこにこだわりすぎて時間を浪費したり、いちいち証券会社ごと乗り換えるのは費用対効果が悪すぎます。
そんなことをするくらいだったら、その時間を使って副業した方がはるかに得られるものが金銭的にも経験としても多いと思われます。
お金持ちもわたしたちも1日は平等に24時間しかないことが身にしみている今日この頃、自分の時間を大切にしたいですね。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
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