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はじめに
これまで【節約】離島で車をお得に手に入れるには?などでも触れてきたとおり、公共交通機関に乏しい離島において車はマストな存在だと思っていました。
そして、そう思っている島民のかたが大半だと言い切れます。
なぜなら、ファミリーであれば夫婦それぞれ1台ずつ所有している場合がほとんどだからです。
今回、とある事情により6ヶ月間マイカー無しで生活した上で、本当に必要であるかをお伝えしていこうと思います。
結論、離島でマイカーは必要ない。
では、見ていきましょう!
車が必要となってくる場面とは
現在、わたしが所有しているのは原動機付き自転車、いわゆる原付のみです。
そして、この半年間でどうしても車でなければならなかったことは思い出せるだけで2回。
家の大掃除をした際に大量にゴミが出て、まとめて捨てたかった時と、電子レンジを宅急便で送った時です。
さすがに大量のゴミは軽トラなどがいるかなと思われますが、マイカーである必要はないですよね。
電子レンジを送った時は急いでいたため車を必要としましたが、そもそも荷物引き取りサービスを使えば不要でした。
ということは本当に車でなければならなかったのは実質1回のみということになります。
島民に聞いた「車が必要な理由」とは
わたしが原付やバイクといった身軽な乗り物がいいのでは?と提案した際に必ず返ってくる答えがあります。
「暑い」「寒い」「雨に濡れる」
これは必ずといってもいいほど皆さんが答えます。
ここで気をつけてほしいのが、皆さん大体原付も所有してるんですよね。
暑いのは結構どうしようもないことが多いですが、寒ければ着る、しかも離島の冬なんて15℃を下回ることの方が少ないのでなんとかなります。
雨が降ればレインコートを着ればいいだけの話です。
つまり快適さのためにコストを投下しているわけです。
そしてもう1点、理由として挙げられるのは、
「子どもの送迎に必要だから」です。
離島特有なのかもしれませんが、雨が降ると結構な割合で親に学校まで送迎してもらっています。
昔、高校の頃に当時の校長先生が
「雨天時、学校のロータリーに親御さんの車が送迎のためにたくさん並んでいるのを見て驚きました。皆さん、自分で歩いて登校しましょう」
と、いっていたことを今思い出しました。やはりこれは特有なんでしょう。
送迎する側の時間を奪っている点も見逃せない視点です。
以前、雨天時に送迎しなかった際、他の保護者の方にわたしの子どもも同乗させていただき送迎してもらったことが何度もありました。
大変ありがたかったのですが、やはり気を使います。
気を使う→自分も送迎しなければ→車は必須
このような思考になっているパターンは往々にしてあり得ることでしょう。
送迎が真に必要なのか、これは一考しなければならないことかもしれません。
コストについて考える
中古の軽自動車を1台所有する場合で簡単に試算してみます。
車両本体価格30万円で購入して6年間もったとすると、1年あたり50,000円。
ガソリン代は180円/ℓ×30ℓ×月2回×12ヶ月=129,600円。
車検代が2年に1回、80,000円程度だったとして1年換算で40,000円です。
軽自動車税が年間10,800円。
合計すると1年あたりの維持費は230,400円となります。
安い中古車が手に入ってそれなりの年数乗れたとして、さらに突発的な修繕がなかった場合の最安の場合で年間約23万円です。
わたしが半年間で車を必要としたのは2回。年で考えると4回です。
この時知り合いに車を借りて、お礼に良いビール1ケースをお返ししたとして(離島でお礼にお酒はかなりよくあることです)、1ケース4,392円×4回=17,658円。
その差額は21万以上。全然違いますね。
「カーシェアの方が経済的」なんて聞いてもあんまりピンときてなかったのですが、こうやって計算してみるとちゃんと腹落ちしました。
さいごに
今回は離島において本当にマイカーが必要かということについて考えました。
それは本当に車でなければいけなかったのか、他の手段や、そもそも徒歩ではダメだったのか…
当たり前を見直す良い機会になりました。
車だけでなく、持ち家、保険、私たちが当たり前だと思っているものは本当に当たり前なのでしょうか。
そこを疑ってみることで大きな気づきや節約が得られるのかもしれませんね。
それでは、経済的自由を目指して頑張りましょう!
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