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はじめに
先日、【つみたてNISA】楽天オルカンと楽天S&P500の販売開始について考えるで、楽天証券から自前のオルカンとS&P500が販売されたとお伝えしました。
「オルカン」や「S&P500」が何のこっちゃという方は以下の記事を参照ください。
【やみつき】つみたてNISA・投資のリターンが〇〇%になるとこんな金額に!
今回、その楽天証券から新たに2つの投資信託が発売されます。
それが「楽天・先進国株式(除く日本)インデックスファンド」と「楽天・日経225インデックス・ファンド」です。
楽天・先進国株式(除く日本)インデックスファンドとは
その名の通り、日本を除いた先進国である22カ国に投資する投資信託です。
なぜ、日本を除いてるかというと日本の投資家が海外の株式に投資する際に参考とする指標として作られたからだそうです。
米国株式1本よりは守りが強く、全世界株式よりは攻めている感じでしょうか。
しかも信託報酬はその他の先進国株式と比較しても最安の0.088%(2023年12月15日時点)
信託報酬だけでも他社と勝負できます。
楽天・日経225インデックス・ファンドとは
これは日本の日経平均株価に連動するように設計された投資信託です。
先ほどの先進国株式とは真逆ですね。
値上げや増税といった話題ばかりが取り上げられていますが、何気に日本株は絶好調なんです。
Bloombergの記事です→史上最高3万9000円へ期待高まる日本株、慎重だった米シティも強気に-2024年見通し
信託報酬は0.132%で、こちらもeMAXISなどのシリーズよりも低く、最低水準になっています。
楽天、攻めてますねー。
楽天証券自前のラインナップとそのリスクについて
全世界をカバーするオルカン、アメリカに特化したS&P500、先進国に特化した先進国株式(除く日本)、日本に特化した日経225と、新NISAに向けて一通り揃えてきたなーというのが第一印象です。
これをあえてリスクが高い順(その分リターンも期待できる)に並べると以下の通り。
1位:日経225
2位:S&P500
3位:先進国株式(除く日本)
4位:オルカン
1つの国の株式に全BETするのはそれだけ危うさがあります。
1つの疑問
よく言われることですが、リスク分散という意味ではオルカンが有利であるにも関わらず、信託報酬はオルカンが1番低いです。
通常、リスク低いものが手数料高いというイメージがあるのですが、なぜでしょうか?
どれがいいのか
それぞれの特徴踏まえて、どれを選べばいいのでしょうか。
あくまで「わたしなら」という視点で言えば、新NISAで取り組むならやはりオルカンでしょう。
NISAは長期目線が大前提です。
リスク分散しながら、どこか伸びてくる国があった場合にはそこの成長も取り込みながらリバランスしてくれるオートモード。
だから長期にわたって安心して積み立てられるし、投資は退場(失敗などで投資自体を辞めてしまうこと)しないことが1番大事です。
多くの人にオススメできる最大公約数の決定版といえるでしょう。
さいごに
今回は楽天証券から新たに発売される投資信託について紹介しました。
楽天は多くの人のニーズに合わせてこれからもラインナップを増やしてきそうですね。
世の中には新NISAのスタートを目前にして、「成長投資枠を活用してテンバガー(株価が10倍になる・なりそうな銘柄)を狙う」的なニュースもちらほらと見られるようになってきました。
以前も述べましたが、成長投資枠は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の跋扈(ばっこ)する世界です。
【注意は必要】新NISAのメリット・デメリットについて紹介!
上級者向けと心得ましょう。
わたしたちは致命傷を負わないように安全を確保しながら、地道につみたて続けることが成功への道だと思います。
では、経済的自由目指して頑張りましょう!
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