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はじめに
みなさんはiDeCo、知ってますか?
NISAとなにが違うのか、どんなメリットがあるのかなどを紹介します。
結論、2024年からの新NISAでのつみたて投資枠の年間上限額120万円(月々10万円)以上に積み立てることのできる収入がある人だけ取り組みましょう!
NISAとのちがい
NISAは運用している時の儲けに対して通常かかる税金がかからないというメリットがあります。
それに対してiDeCoは儲けに対する税金免除はそのままに、つみたてた金額(掛金)は全額所得税控除となります。
例えば毎月1万円の場合、次の年の税金が2.4万円安くなります。
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デメリット
「それならNISAより断然iDeCoでしょう!」
と、わたしも思いました。iDeCoこそが正義だと。
iDeCo最大のデメリット、それは60歳まで引き出せないことです。
これはiDeCoが「自分で積み立てる年金」という考えで作られた制度だからです。
年金はいくら欲しいと言っても一定の年齢になるまでもらえませんよね。
わたしには子どもがいます。大学進学などを考慮すると、必要な時に積み立てたお金が使えない、資金拘束があるというのは非常に使い勝手が悪いといえます。
わたしのiDeCoへの取り組み方
そんなこんなでつみたてNISAだけをしていたのですが、1年くらい経つと少しだけ余力が出てきたのでiDeCoもやってみようと思い立ちました。
そこでいろいろ調べてみると、iDeCoは毎月のつみたてするときにも収納手数料が105円かかります。(つみたてない場合でも運営管理手数料として66円かかります)
iDeCoは月々5,000円から積み立てられますので、それくらいにしようかと思っていたのですがそれだと「手数料負け」してしまうのではと考えました。
つまりつみたて額に対して手数料の割合が大きくなってしまうため、儲けが少なくなってしまうということですね。
単純に5,000円に対する毎月の手数料合計171円の占める割合は3.42%。
インデックスファンドの想定リターンが5〜7%ですので、大きく利益分を食ってしまうと思ったわけです。
ではどうするのか。
年間のつみたて回数をボーナスの出る6月と12月だけの2回にしました。
1回あたりの金額を増やすことで手数料負けしないようにしようと考えたわけです。
ただ、この場合だとドルコスト平均法といった時間によるリスク分散がしにくいといったデメリットもあるのですが、長い目で見れば株価が上昇するはずだと踏んでこのやり方にしました。
iDeCoをやめたワケ
3回程度つみたてたのですが、断念することになりました。
諸事情によりiDeCoに回すだけの余力がなくなったためです。
貯金よりはiDeCoだと思って頑張ったのですが、キャッシュ(現金)を確保しないといけない状況になってしまったということです。
こう言ったものは余力の範囲でというのが鉄則です。
リターンについて
12.45%、金額にして14,003円でした。
銘柄は大好き楽天VTIのiDeCo版です。
預金ではあり得ない金額ですので、悪くないです。
60歳まで気長に待ってみます。
iDeCoするべき人
これまでつみたてNISAの年間上限額は40万円でしたが、2024年からの新NISAは120万になります。毎月だと10万円ですね。
その額、実にこれまでの3倍。
この月々10万円の積立額以上に収入がある人は節税メリットを考慮してiDeCoに取り組んでいいでしょう。
それ以外の人は余裕を持ってつみたてられる金額全てをつみたてNISAにつっこんじゃうのがベターかなと思っています。
税の控除って目に見えにくいので実感できないのですが、つみたてNISAで利益が出ていくのを目の当たりにするとモチベーションが桁違いに上がります。
【やみつき】つみたてNISA・投資のリターンが〇〇%になるとこんな金額に!
そしてiDeCoは60歳までの資金拘束。60歳まで生きていられるかもわからないのに、です。
iDeCoと新NISAの共通点
iDeCoと新NISAにも共通点はあります。
それはどちらも株式投資(債券含む)に対する運用益(儲け)を非課税にしているということです。
不動産投資でもなく、ビットコインでもなく、です。
それだけ株式投資(債券含む)は古くから実績のある投資手法の一つで、お金が増える可能性があるということの証だと国も認めているのではないかと思います。
どれを選べばいいのか
はい、これです。最重要です。
iDeCoは選択肢が多すぎる!
こんなにたくさんあったら、それはもう不親切でしかありません。
そもそも「元本確保型」と「投資信託」があって、元本確保型はその名の通り元本確保することに重きをおいた掛け金を定期預金とかに積み立てるタイプなので、税控除だけを狙ったものです。
これだと毎月の手数料に負ける場合があります。
しかし、投資信託については、つみたてNISAよりも注意が必要です!
つみたてNISAの投資商品は金融庁が選んだものだけでラインナップされている(それでも多い。かなり多い。)のでまだ優良なものが多いのですが、iDeCoはそうじゃないんです。
つまり手数料が高すぎたりする粗悪商品がそこらじゅうに地雷のように落ちているのです。
落ち着いてください。
そんな時も安心できる確度の高い投資信託はあります。
オススメのインデックスファンド3選☜各iDeCoで同様の投資信託を選びましょう。
iDeCoでは運用益を狙える「投資信託」を選択し、なおかつその中でも優良な商品を選ばなければならないという綱渡りのような難しいことをしなければならないのです。
さいごに
今回はiDeCoについて紹介しました。
iDeCoは年金制度の一環で、保険でいうところの国保に保障を上乗せした任意保険といったところでしょうか。
新NISAは「貯蓄から投資へ」という目標のもと、日本国民にもっと株式投資に取り組んでもらうための取り組みです。
スタートが違うので、仕組みも違います。
ただ、この2つの政策から言えることがあります。
それは「国は私たちの生活を保障するだけの余力はない」ということです。
もう全然ないんです。
だから老後の年金に不安がある人はiDeCoして欲しいんです。
給料が上がらないのに物価が上がっていって生活が苦しい人にも「お金に働いてもらうという【投資】」をしてもらいたいんです。
だから新NISAなんです。
みんなそれぞれでやってくださいね、国はできないですってことです。
そして自分でやる上で重要なのは正確な目を持つことで、そのためには正確な情報が必要です。
知らないとわからない、わからないからだまされます。
暗闇ではどう動いていいかすらわかりませんが、ライトがあれば周りが見えます。
ライトこそが情報です。
周りが見えていれば事前に危険を避けられます。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
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