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はじめに
意外かもしれませんが、離島でもちゃんとネットショッピングはできます。
島内にも各種スーパーやドラッグストアはあるものの、やはりネットの価格を前にすると相当な割高感は否めない状況…
そうなると生鮮食品以外はネットで…というのが離島でも基本的なスタイルになります。
今回は離島でネットショッピングを利用する際の注意点や、どのECサイトがいいかといった点についてお知らせします。
結論、離島でもAmazonと楽天は神。
それでは見ていきましょう!
Amazon普及前は…
今やなくてはならないといった意味である種インフラといっても過言ではなくなったAmazon。
それが普及する前に離島で買い物をする場合はどのような状況だったのでしょうか。
実店舗以外で買い物をすることを「通信販売」いわゆる「通販」と読んでいた頃、通販を利用するときには電話やFAXでの注文が一般的でした。
しかも離島は送料が高い場合が非常に多く、安くて3,000円くらいが相場だったんです。
加えて届け先が運送業者の管轄地域外で、届け先の地域の宅配業者に委託する必要がある場合に発生する「中継料」などが別途追加されることもあり、合計で5,000円〜8,000円程度の送料となることも少なくない状況…
商品と送料が同じくらいの金額になってしまうというのは珍しくなかったんです。
そこに完全送料無料というこれまでにない概念を持ち込んだのがAmazonです。
送料無料のインパクト
火、産業革命、Amazon。
それまで当たり前とされてきた固定概念をぶち壊したのがAmazonです。
離島にモノを送る際に多くの送料がかかるのは当然で物流に関わる人を見ていると、それ自体は納得できる部分でした。
それだけに1,000円以下のものが送料無料で買えるというのはどうしても理解できませんでした。
運送会社とAmazonには当然何らかの契約が結ばれているはずであり、運送会社にお金が支払われています。
これまでの経験から離島への送料は2〜3,000円が相場ですので1,000円以下の商品を送料無料にしていたら絶対に赤字のはずなんです。
そういったことや昨今の各種値段高騰により、
2024年11月5日以降、通常配送の配送料が本州・四国(離島を除く)は410円から460円に、北海道・九州・沖縄・離島は450円から500円に変更されます。Amazonプライム会員の場合や、ご注文金額が3,500円以上の場合など、配送料無料の対象は変更ございません。
2024年3月29日以降、通常配送の配送料が無料になる基準が2,000円から3,500円に変更されます。 Amazonホームページより
といった変更となるようです。これはある種当たり前ですね。これまでが異常だったといわざるを得ません。
送料無料という面だけ見ても、年2回以上Amazonを利用するのであれば、離島においてAmazonプライム会員は払うメリットが十分あるといえるでしょう。
注意すべき点
さて、「都会にいる人たちと同じものが同じ値段で買える」上に送料無料という離島における不平等を解決した神のごときAmazon様。
そうはいっても流石に全てのサービスが同じというわけにはいきません。
まず、プライム会員であっても翌日配送は無理です。プライム会員は送料を無料にするための経費だと考えましょう。
注文日から3日。これがわたしの住む離島におけるAmazon到着日までの目安です。
注文日が1日であれば4日に商品が到着するイメージです。
ただしこれは通常時の話ですので、台風などが来れば当たり前に届かなくなります。
また、プライムデーや年末年始などは配送業者さんが忙しくなり過ぎるために3日では届かなくなります。これもしょうがないですね。
次に大型の家電は注文できない場合が多い、です。
これは今までの説明を聞けば何となくわかっていただけるかもしれませんが、大型家電のように配達する人員を多く要するものや配送時のトラブルに対応できないものは、注文すらできません。
わたしの場合はエアコンを注文する際に価格.comで片っぱしから電話して送ってくれるところを探しました。
注文できないものとしては花火もあげられます。
地域の行事で大量に花火を注文しないといけないことがあったのですが、離島配送に対応してくれる店舗が全然なくて苦労したことがありました。(何とか対応可能なショップが見つかり、事なきを得ました…)
やはり火薬が危険物であることが原因なようですが、もしも花火をネットで買いたい場合には注意してください。
楽天はどうか
基本的に単品で見ると楽天の方がAmazon様よりも少し高く、送料がかかることも多いので割高であることが多いです。
しかし、3個セットなどのまとめ売りや楽天モバイルユーザーに配布される各種クーポンを利用することでAmazonよりも安く購入でき、送料無料になることも結構あります。
やはりそれなりの注文ロットがあるとこのような実質的な値引きがあるというのは当たり前のことなのかもしれません。
【かなりいいところまできてます】楽天回線開通後の楽天モバイルについて④
もう1点、楽天で注文する際のメリットがあります。
それは高還元のポイントです。
楽天のポイント還元について
なんでもそうですがポイントというのはあくまでおまけみたいなものなので、それ自体が目的にならないようにしなければなりません。
そうはいっても楽天のポイント還元率は異常といっていいです。
Amazonだと1%なのが楽天だと8%くらいあります。(わたしの場合はゴリゴリの楽天ユーザーです)
楽天ポイントは汎用性の高さにおいて現金に近い点もいいのですが、もう一つ重要なことがあります。
離島に住むものにとって島外脱出のパスポートとでもいうべき航空券、これを手に入れるために必要なのもの、そうマイルです。
【定番・最強】離島での生活におすすめするクレジットカード3選
楽天ポイントはマイルに交換できます。
ただし楽天ポイント2P→1マイルですので交換率50%という点は注意が必要です。
マイルを効率的に獲得するための楽天ポイント
そうはいっても楽天Pの高還元率は使いようによっては爆裂機と化します。
10,000円の買い物をした際、(ポイント付与率はAmazon1%、楽天8%で計算)
Amazon→100P(※Amazonでのみ使用可。マイルへの交換不可)
楽天→800P(400マイルに交換可)
というような感じで違いは歴然です。
仮に400マイルを通常のネットショッピングで貯めようと思ったら40,000円分の買い物をしないといけませんので普通に貯めるよりも4倍多くマイルが獲得できるわけです。
そんなわけでわたしはAmazonと楽天を比較して、値段が同じくらいだったら楽天を選ぶようにしています。
さいごに
今回は離島におけるネットショッピングについてお知らせしました。
手元に届くまで時間がかかることや大型家電は注文できないなどの制約はあるものの、それらは慣れます。
それよりも「全国どこでも同じものが同じ値段で買える」という、それまでは不可能と思われていたことを実現してしまった各ECサイトと、ネットの力はすごいものがあります。
しかし前述したように物流という面から見ると、これは異常なことです。(離島の場合にはモノは船や飛行機で届くため、それ以外の地域よりも明らかにコストがかかっている)
異常なことにはいずれ是正が入るかもというのは頭の片隅においておいた方がよいでしょう。
そうでないと「値上げだ!」と慌てるハメになります。
現状を単に受け入れるだけではなくて、構造について自分なりに考えておくことも重要ですね。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
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