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はじめに
離島の車などは本当にサビます。
サビまくるといっても過言でもなんでもなく、事実と言い切れるレベルでサビます。
わたし自身、塩害にはとても悩まされており、憎しみという怒りの階層に達しているといえるでしょう。
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今回はサビの原因とその対策についてお伝えします。
結論、塩害を完全に防ぐことは不可能。アイツらはどこからでも侵入してくる!
では見ていきましょう!
離島の塩害は別格?
「車 サビ 対策」などと検索すると、さまざまなサイトが出てきますが、その中でも中古車サイトでちらほらと見かけるのが「沖縄の場合は注意」といったものです。
わたしも先日、とある事情により島外の車屋さんで1年点検を受けたのですがその際にも
「この車、離島で乗ってましたか?」
と、聞かれました。どうしてわかったのか聞いてみると「車の足回りが通常よりかなりサビていたから」だそうです。
このように沖縄や南西諸島などの離島は特にサビやすい環境であることは間違いないようです。
とある疑問
そうはいっても日本自体が島国で、日本各地に海岸に面した地域はあるのに、どうして沖縄などは特にサビがひどいのでしょうか。
沖縄にあって、他の場所にはないもの…
そう!台風です。
サビをさらに促進させている原因の一つは台風にありそうです。
台風によるサビのメカニズム
こちらの記事にもあるように台風はより多くの塩分を含んだ風を吹かせています。
その理由は台風自体が大きなエネルギーのかたまりであり、暖かな海面で発達するところにあります。
台風が強くなればなるほど多くの海水がしぶきとなって巻き上げられ、台風の強風とともに運ばれてくるというわけです。
そのため、台風が襲来した際には普段塩害を受けないような日本の内陸部の車にも影響が出るようです。
また離島の移動手段は車ですので、台風が通過しきっておらず影響が残っている強風域時にも仕事や買い物などで車を使用するため、塩分が高濃度の潮風をより多く浴びてしまうという悪循環もあります。
台風での塩害が厄介な点
以前、とあるベテラン農家の方に農業機械のメンテナンスについて教えてもらった際、
「雨に濡れる部分はサビないが、雨がかからない部分はサビる」
といっていたことがあり、印象に残っています。
当たり前のようですが、離島でのサビの原因を表現していると思ったものです。
要は、塩分が「空気に含まれている」というのがポイントです。
車などの外装に付着した塩分は洗車で落とせますが、強風により車内部に侵入した塩分は取り除くのが困難です。
わたしのバイク、ボティは綺麗なのに外装の中にあるフレーム部分にサビが発生していて愕然としました。
前述した車の足回りについても同じことが言えます。
アイツらはどこからでも入ってくる
じゃあ車庫に入れておけば万全でしょう!と思いきや、そうとも限りません。
これは知り合いに聞いた話ですが、車庫に入れておいたバイクが白く塩害を受けていたそうです。
なぜか?
その家は海から300メートル程度しか離れていない場所なのですが、車庫が完全密閉されておらず一部スキマがあったそうです。
そこから吹き込む風により塩害を受けたと考えられる、とのことでした。
こういう点が融雪剤や沿岸部でのサビとの大きな違いであると思われます。
対策は?
こうなると打つ手なしのように感じられるかもしれません。
しかし洗車や車庫での保管をせずにいると、車は倍速でサビます。朽ち果てます。
「あの人の車って買ってから、まだ5年くらいだよね?もうサビてんじゃん。しかも新車で買ってたよね?」みたいなことがザラにあるんです。
わたしのバイクは新車で買って、1年でサビが出始めました。
こまめな洗車と、バイクカバーを毎日してたのにも関わらず、です。
ただ車庫に入れるようになってからはサビの進行が劇的に遅くなりました。
風の遮断と潮風を浴びた後の洗車は離島で車を長持ちさせるためのポイントだといえるでしょう。
さいごに
今回は離島においての塩害対策についてお伝えしました。
対策とはいえ延命治療にしかなりませんが、やらないと頻繁な車の買い替えといった大きな出費が続くことになります。
冷静になって考えてみると、高温多湿・強烈な紫外線・台風というのは車に限らず、家や家電、もちろん人間にとっても過酷な環境であることに間違いありません。
そもそもあらゆるモノにとって相当シビアなところなんだよ、というのは理解しておくべきでしょう。
そう考えると離島での新車の軽自動車というのは割高感がありますし、一方でシャッター付きの車庫というのはお金をかける価値があるといえます。
他人の目を気にせずに自分の状況に応じたお金の使い方を考えるのはかなり重要ですね。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
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