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はじめに
わたしの目標であり、このサイトの名前にもなっているFIRE(ふぁいあと読みます)って完全にブームが終わってませんか?
最近めっきり聞かなくなったなー、元気なくなったなーとは思っていたのですが、世間的には一時の夢物語のようになってしまったようです。
果たしてFIREとはなんだったのか、意味のないものになってしまったのか、について考えてみたいと思います。
結論、FIREもダイエット器具も一緒。ちゃんと効果も意味もありますが、それを信じて続けられるかが分かれ道…ということなんでしょうね。きっと。多分。
それでは見ていきましょう!
FIREとは?
Financial…金融
Independence…独立
Retire…リタイア
Early…早い
の頭文字をとったもので、最初の2文字のFIで「経済的自立」、最後2文字REで「(仕事の)早期リタイア」を指します。今さらですが。
FIREブームとは
アメリカに端を発したもので、
①若い頃にお金を貯めまくる
②貯めたお金をインデックスファンドなどの比較的手堅い投資信託につっこむ
③②から得られる収入で暮らし、嫌な仕事をさっさと辞める
というのが主流で、これを目指す人が急増したと報じられていました。
また、仕事を続けながらの「サイドFIRE」や、貯めたお金が少なくてもその投資信託から得られる収入内で暮らす「リーンFIRE」なども紹介されていました。
こうなるとそれはもうすでに「FIRE」ではないのでは?という気もします…
ブームの本質
日本におけるFIREは「経済的自立による早期退職」というよりは
「仕事せずに楽して暮らしたい(人)」
というのがわたしを含めた多くの方の捉え方だったように思います。加えて、
「仕事をしなくていい」よりも、「今の仕事を辞めたい」の方が当時の人により響いたのではないでしょうか。
ブームの裏側にあったのはFIREに対する世間からの懐疑的な目線と、目の前の仕事という名の「嫌なこと」からの現実逃避したいという後ろ向きな欲求だったのかもしれません。
終わりの兆(きざ)し
ブーム真っ最中はテレビやYouTubeでも盛んに取り上げられ、FIRE系YouTuberというか、金融系というか、節約系のような人たちも多くの動画をあげていました。
最近はそんな動画が少なくなっただけでなく、今でも生き残っている、上で述べたようなホンモノ系YouTuberの方たちが、
「FIRE達成したけど、また働きたくなった」
系の動画を続々とアップしはじめたではありませんか。
真偽のほどはともかくとして、別動画でFIREとは関係なく財を成した人が
「沖縄に移住したけど休んでばっかりはいられない。仕事や自分を律しながらでないと人間としていられない」
といっているのを見て、FIREの向こう側を見たような気になってしまいました…
FIREは無意味か
じゃあFIREに意味がないのかというとそうではないと思います。
なぜなら経済的自立によってもたらされるのは「選択の自由」だからです。
経済的に余裕があるということは働かなくてもいいけど、働いてもいい、ということです。
仕事きつい→やめたい→生活できなくなる→やめられない→仕事きつい…
の負のスパイラルから抜け出す権利の獲得ともいえるでしょう。
FIREのなかのRE→早期リタイアはそのうち考えればいいですが、FI→経済的自由については目指す価値はある…
そう、みんなでFI(ファイ)目指しましょう!fight!
さいごに
今回はFIREブームの終わりについて考えました。
ブームとしては完全に鎮静化していますが、NISAを普及したという意味では大きな効果をもたらしたと思います。
【意外とカンタン】NISAの売却方法について【※新NISAにも対応】
また、「こういう生き方もあるんだ」と世の中に提示できたことにも意味があるのではないでしょうか。
いつかFIREが「ずるい生き方」ではなく、「それもアリだよね」という感じで認められるようになるといいですね。
FIRE=「経済的自立により、早期リタイアもできる」
というくらいの方が良さそうです。
何はともあれ、ファイ寄りのFIREに意義があることは明白だといえます。
成功する秘訣はあきらめないことである…なんて言葉もあります。
無理せず、嫌にならない範囲で、経済的自由を目指して頑張りましょう!
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