離島における慣習について考える

環境

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はじめに

離島などにおいては人口も少ないため、他人との距離感が近くなってきます。

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そして人づきあいも重要ですが、その環境に対応すること自体がまずは第一になります。

離島に限らず、地方には独特な慣習や暗黙のルールといったものがあります。

今回はその一部を取り上げて、それぞれどのような意味を持つのかなどについてお伝えします。

では見ていきましょう!

各種行事での女性稼働率がハンパない

【超多忙】離島の年間スケジュールについてでもお伝えしましたが、とにかく地域行事が多いです。

そして生活のベースになるのは町ではなく、そこからさらに小さい地域単位でのコミュニティで、そのコミュニティ内での行事が大きなウェイトを占めています。

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お祭りを例にとってみます。

その地域の女性たちで組織される「婦人会(ふじんかい)」というものがあり、婦人会はお祭りで提供される各種食べ物や飲み物を準備します。

この食べ物などは地域の子どもたちや、高齢者に無償で振る舞われます。

この食べ物を何にするかの会合、前日までの食材等の買い出しに加えて、お祭り当日は朝から料理を作る…という業務に忙殺されるわけです。

このような行事が年に数回あります…

一方、男性陣は何をしているのかというと決して遊んでいるわけではなく、祭り会場の設営や各種出店を担当しているのですが、

祭りの最中は楽しみながらお酒を飲んでいたりすることも往々にして、あります。

現代でも男尊女卑か!とのお叱りを受けそうな状態ではあるのですが、これも実際に地方に残る慣習の一つです。



真剣勝負のスポーツ大会がある

これも特徴的なイベントの1つなのですが、住民総出のスポーツ大会があるんです。

しかもみんな真剣。マジなやつです。

種目は100メートル走といった本格的なものから、玉入れといったレクレーションの要素があるものまでさまざまです。

また老若男女の各年代が参加できるように参加年齢が限られた種目が用意されているために多くの住民が必然的に参加することになります。

特筆すべきは参加チームの単位が上記でもふれた地域単位ということです。

これにより地域の結束力はさらに強固なものとなり、真剣に勝負することで「自分たちの地域と他の地域とは違うんだ」という独特なアイデンティティが形成されていきます。

また真剣勝負であることを示すものとして、大会前から各地域で種目ごとの練習が開始されることが挙げられます。

1ヶ月以上前から開始される地域も珍しくありません。

この一見特異ともいえる島民性により頻繁なコミュニケーションが「半強制的」に行なわれ、濃密な人間関係構築につながっているのでしょう。

住民が同じTシャツを着ている

ちょっと意味がわからない方もいるかもしれませんが、読んで字のごとく本当に全く同じTシャツを着ているんです。

どういうことか。

このTシャツは自治体が企画・運営するジョギングイベントの参加者に配布されるものなのですが、速乾素材であることも相まってか普段着として使用する住民が少なくないんです。

何ならそのTシャツだけ売ってくれという人もいるくらいです。

このようなイベントTシャツは当日のみの着用とすることが割合多いかと思われますが、その後も着用する人が一定数いることと、それを容認する環境というのは特徴的だと言えます。

さいごに

今回は離島における独特な慣習の一部について紹介しました。

若干マイナスのイメージを与えてしまったかもしれませんが、この環境に慣れてしまうとそんなに気になりません。

わたしがそうでしたので間違いないです。

 

人間の幸福感には良好な人間関係が大きく関係しているそうで、良好な人間関係を構築するのはコミュニケーションをどれだけ取れるかだとも言えます。

ということは、コミュニケーションを取らなければならないイベントが頻繁にあるというのは見方を変えればそれが仕組み化されているということでもあります。

離島を含めた地方では物的な豊かさを求めるのは難しいですが、幸福感や充実感を実感しやすい環境なのかもしれません。

経済的自由を目指しているわたしですが、離島の濃密な人間関係や特徴的な慣習は幸せになるための裏ワザなのかもしれないですね。

離島における人間関係の濃さのメリット・デメリットについて考える

それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!



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