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はじめに
【要注意】冬の離島における物流についてでもお伝えしたとおり、離島は冬も物流がストップしてしまうことがあります。
【※実録!12日間物資ストップ】台風時の備えとは?←夏場は定番の台風により、影響が長期化することがあります。
今回はそんな「いつもの」とは全く違う事態が発生したので、一種備忘録として記事をお届けします。
結論、やはり離島ではローリングストックが鉄則。鉄の掟です。
では、見ていきましょう!
何が起きたのか
沖縄から鹿児島に向かっていたフェリーが8日沖永良部島の和泊港でエンジントラブルを起こして岸壁付近に衝突する事故があり、フェリーは波消しブロックに衝突したとみられることが海上保安部の調べでわかりました。
運航再開の見通しは今のところ立っていないということです。奄美海上保安部によりますと、8日午後1時50分ごろ、那覇港から鹿児島港に向かっていたフェリー「クイーンコーラルクロス」が、経由地の沖永良部島の和泊港に入ろうとした際、岸壁付近に衝突しました。
フェリーには乗員乗客あわせて288人が乗っていましたが、けがはありませんでした。
フェリーを運航する「マリックスライン」によりますと、港に入る際、エンジントラブルが発生してスクリューが回転せず船を停止できなくなったということです。
その後の海上保安部の調べで、船首部分に長さおよそ60センチ、幅およそ10センチの亀裂が見つかり、岸壁近くの波消しブロックに衝突したとみられることがわかりました。
「クイーンコーラルクロス」は事故原因を調べるため和泊港に停泊していて、運航再開の見通しは今のところ立っていないということで、「マリックスライン」は利用客に対し別のフェリーや航空便を利用するよう呼びかけています。
NHKニュースより引用 https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20240110/5090026254.html
よくあるのか
気になるのがそのクラスの事故の頻度ですよね。
わたしの記憶では全くないといっていいです。
調べてみると航路は違うのですが2009年にマルエーフェリーの所有する船で座礁事故があったようです。
なんでも「追い波」を受けての事故だったとのこと。
解説を読んでもよくわかりませんが船も自然を相手にする以上、一定の危険は伴うということは間違いないです。
離島の物流を支えるフェリーたち
鹿児島ー沖縄を結ぶ航路を運行する会社は「マリックスライン」と「マルエーフェリー」の2社があります。
その2社がフェリーを2隻ずつ保有していて、順繰りに運行することで離島への各種物資が届いています。
鹿児島ー沖縄間は大体25時間程度かかりますので1日ごとにそれぞれのフェリーを使用していることになります。
住民生活への影響について
このように今回の事故を起こしたフェリー1隻だけで物流を支えているわけではないので、物流が完全にストップしてしまうわけではありません。
しかし、今回のフェリーが運行するはずだったローテーションには穴をあけることになるため、その日は船が欠航する事態に。
そうなると、3日から4日に1回は物流が滞ることになりますので、影響は決して小さくありません。
【要注意】冬の離島における物流についてでも述べたとおり、毎日問題なく船が運行してやっと、食料品の在庫がキープできているというのが体感なので、現在の状況は若干不安がある状況と言えます。
さいごに
今回は離島の物流を支えるフェリーのトラブルと、その影響についてお知らせしました。
今回のようなケースは稀ですが、離島の物流は自然環境によってままならないことが多々あります。
節約の基本は日々使うものだけを買っていくことですが、離島においては1週間程度の食料品は買っておくのがベターと言えそうです。
わたしの場合は1週間分の弁当を作り置きして冷凍しています。
そうするとこのような事態でも慌てることはありません。
そして今回、物流を支えるフェリー運行会社を調べてみると、国の補助金や支援等をほとんど受けていないことがわかりました。(もっと調べればあるかもしれませんが)
「すごいな」と単純に感心するとともに、貨物輸送において一定の収入があるのだろうと予想されます。
それを考えると離島の物価高は当然で、アマゾンの送料無料もいつまで持つのかなと一瞬頭をよぎりました。
また運送業の2024年問題も考慮すると、離島の状況は一段と厳しさを増していくことが懸念されますね。
わたしたちにできることは状況を把握したうえで、対策を考えていくことですね。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
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