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はじめに
【※実録!12日間物資ストップ】台風時の備えとは?でお伝えしましたが、離島の夏は台風が来るため、食料品をはじめとしたあらゆるものが不足しがちです。
では、冬は問題ないのでしょうか。
答えはNO!です。
【意外と寒い】離島での寒さ対策についてでも伝えましたが、とにかく風が強いんです。
風が強いと海が荒れます。海が荒れると、船が来なくなります。
風が吹けば桶屋が儲かると言いますが、離島の場合は誰も得しないですね。
結論、離島での生活はローリングストックが基本。
では、見ていきましょう!
欠航の頻度と食料品について
ここ最近は冷え込みもあったせいか、1週間で2回、船が来ない日がありました。
それくらいなら生活にあまり影響がないように思うかもしれませんが、離島の食料品はほぼ全てを島外からのものに頼っています。
ということは、1週間に2回も欠航してしまうとスーパーにある食料品は明らかに不足してくるんですね。
すぐに食料品不足になるワケは?
現在、離島において食料品を扱うスーパーは農協系列だったり、その他島外の大手チェーン系列のものが店舗も大きく取り扱う品目も多い上に値段も安い傾向があります。
やはりそこに人は集中しますので、すぐに品不足が起きてしまうというメカニズムです。
肌感覚的には毎日問題なく船が来てなんとか通常の在庫をキープできているという感じです。
20〜30年前くらいまでは島内に小さなお店が点在していたので、地域の人たちはそこで日常品の買い物を済ませていたようです。
需要と供給の分散ができていたんですね。
食料品が不足するだけでも大迷惑ですが、そのほかに何か影響はないのでしょうか。
農産物が出荷できない
船が来ないというのは食料品を含めた物資が入ってこないということだけではなく、島から外に物が出せないということでもあります。
当たり前ですが。
しかも、南の島においては冬の方が各種農産物が盛んに生産される時期となります。
夏は暑すぎて農産物の生産に不向きであるためです。
となると、この時期に船が来ないのは大問題であり死活問題です。
離島で農業をしたいと考えている方は注意しておく必要がある点と言えます。
期日指定のものが届かない場合がある
冬といえばクリスマスをはじめとした贈り物の季節です。
子どもに家族に恋人にプレゼントをネットで買って、期日指定をしたのに届かない…
そんなケース、たびたび耳にします。
贈り物は計画的に。
出張などの際、余計な出費が必要になることがある
これは実際に同僚であったケースです。
隣の島などに出張で行く時に船を使うことがあるのですが、船が欠航すると余計に宿泊しないといけなくなりました。
出張であれば延泊分の料金も出るかとは思いますが、時間を浪費してしまうという点ではかなりのデメリットと言っていいでしょう。
さいごに
今回は離島における冬の物流の注意点について紹介しました。
こうやって見てみると、離島というのは大変厳しい環境にあるなということが身に染みます。
節約術の基本みたいなものとして、「必要なものは必要な分をその都度購入する」というものがありますが、離島では必ずしも当てはまらないというのがわたしの考えです。
特に食料品が不足するという現代ではあり得ない飢餓感を経験してしまうと、通常の在庫状態になったときに余計なものまで買っておきたくなるという心理状態になります。
生鮮食品は1週間分程度を購入しておき、カップラーメンといった日持ちするものも2、3日分は確保しておいて賞味期限が近づいたら日常生活の中で消費していく。
いわゆるローリングストックが重要だと感じます。
精神的に余裕を持つための対策ですね。
それでは経済的自由を目指して頑張りましょう!
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